スマホ代、毎月いくら払っていますか?
食料品も日用品も値上がりが続くなか、家計の負担を少しでも減らしたいと考える方は多いのではないでしょうか。
そこで見直してみたいのが、毎月のスマートフォン料金です。
「スマホ代が高いとは思っているけれど、契約内容がよく分からない」
「格安SIMに興味はあるけれど、乗り換えが面倒そう」
「安くなっても電話やインターネットが使いにくくなるのは困る」
そんな理由から、何年も同じ契約を続けている方もいるでしょう。
実は、スマホ料金の節約は、必ずしも携帯電話会社を変更する必要はありません。
現在の料金プランを見直したり、使っていないオプションを解約したりするだけでも、支払いが減る可能性があります。
例えば、月額7,000円の通信料金を4,000円に減らせれば、毎月3,000円、年間では36,000円の節約です。
これはあくまで計算例ですが、固定費の見直しが家計に与える影響は決して小さくありません。
今回は、スマホ料金が高くなる原因と、今日から実践できる5つの節約方法を分かりやすく紹介します。
スマホ料金が高くなる5つの原因
まずは、なぜ毎月のスマホ代が高くなってしまうのかを確認してみましょう。
| 原因 | よくある状況 | 見直しのポイント |
|---|---|---|
| ① 大容量プラン | 毎月のデータ容量を使い切っていない | 実際の使用量を確認 |
| ② 不要なオプション | 使わないサービスに料金を払っている | 契約内容を確認 |
| ③ 通話料金 | 通話時間や回数に合っていない | 通話プランを比較 |
| ④ 端末代金 | スマホ本体の分割払いが残っている | 通信費と端末代を分ける |
| ⑤ 長年の契約 | 新しい料金プランを比較していない | 現在の選択肢を調べる |
特に注意したいのは、スマホの請求額には通信料金だけでなく、端末の分割代金や各種サービス料金が含まれている場合があることです。
請求額が高いからといって、通信プランだけが原因とは限りません。
まずは何にいくら支払っているのかを把握することが大切です。
解決策① 毎月のデータ使用量を確認する
最初におすすめしたいのが、データ通信量の確認です。
スマホの契約時には、動画をたくさん見るかもしれない、通信制限が心配だからという理由で、大容量プランを選ぶことがあります。
しかし、実際には自宅のWi-Fiを利用する時間が長く、毎月数GBしか使っていない方もいるでしょう。
その場合、大容量プランを契約し続ける必要があるのか考えてみたいところです。
データ使用量は、携帯電話会社のマイページや専用アプリなどで確認できます。
できれば直近3か月程度の使用量を調べてみましょう。
例えば、毎月5GB前後しか使っていないのであれば、現在のプランより容量の小さいプランで十分かもしれません。
ただし、旅行や帰省などで一時的に通信量が増えることもあります。
普段の使用量だけでなく、余裕を持った容量を選ぶことも重要です。
節約のポイントは、使わない容量にお金を払い続けないことです。
解決策② 使っていないオプションを解約する
スマホを契約したときに加入したオプションを、そのままにしていませんか?
例えば、次のようなサービスです。
- 動画や音楽などの有料サービス
- 端末の補償サービス
- セキュリティ関連サービス
- 留守番電話などの追加機能
- 有料のサポートサービス
もちろん、必要なサービスまで解約する必要はありません。
ただ、利用していないものがあれば、見直す価値があります。
仮に月額550円のオプションを2つ解約できれば、毎月1,100円、年間13,200円の節約になります。
ただし、端末補償などは一度解約すると再加入できない場合があります。
解約する前に、補償内容や再加入条件を確認してください。
また、国民生活センターは、携帯電話の契約時に不要なオプションが付いていたという相談について注意を呼びかけています。
契約内容を理解し、必要なものだけを選ぶ姿勢が大切です。
解決策③ 格安SIMやオンライン専用プランを比較する
スマホ料金を大きく見直したい場合、格安SIMやオンライン専用プランも選択肢になります。
最近では、大手携帯電話会社のオンライン専用ブランドや、比較的低価格な通信サービスを提供する事業者など、さまざまな選択肢があります。
ただし、安い料金だけで決めるのはおすすめできません。
例えば、次のような点を比較する必要があります。
| 比較項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 割引条件を満たさない場合の金額 |
| データ容量 | 普段の使用量に合っているか |
| 通信品質 | 自宅や職場などで使いやすいか |
| 通話料金 | 通話オプションが必要か |
| サポート | 店舗対応かオンライン中心か |
| 初期費用 | 契約事務手数料などが必要か |
例えば、スマホの操作に不安がある方にとっては、店舗で相談できることも重要なサービスです。
反対に、契約や設定を自分でできる方なら、オンライン中心のサービスでも問題ないかもしれません。
また、通信速度は利用する地域や時間帯によって変わることがあります。
料金の安さだけでなく、毎日の使いやすさも考えて選びましょう。
安いスマホ会社が、すべての人にとって最適とは限りません。
自分の生活に合うサービスを選ぶことが、無理のない節約につながります。
解決策④ 通話料金とスマホ本体代を見直す
意外と見落としやすいのが、通話料金とスマホ本体の代金です。
電話をほとんど利用しない方が、無制限のかけ放題オプションを契約している場合、料金を見直せる可能性があります。
一方、仕事や家族との連絡で長時間電話を利用する方なら、かけ放題の方が安くなる場合もあります。
まずは、毎月どのくらい電話を利用しているか確認してみましょう。
また、スマホ本体の分割払いが毎月の請求に含まれている場合もあります。
例えば、毎月の請求額が8,000円でも、そのうち3,000円が端末代金なら、通信サービス自体の料金は5,000円という計算になります。
携帯電話会社を変更しても、残っている端末代金の支払いがなくなるとは限りません。
特に、一定期間後に端末を返却することを条件とした購入プログラムでは、返却時期や端末の状態などに条件が設けられていることがあります。
乗り換える前に、端末代金の残額や契約条件を確認しておきましょう。
解決策⑤ 家族全体のスマホ料金を見直す
最後におすすめしたいのが、家族全体の通信費を確認することです。
一人分では小さな節約でも、家族全員で見直すと大きな金額になる場合があります。
例えば、家族3人がそれぞれ毎月2,000円ずつ節約できた場合、年間では72,000円の節約になります。
ただし、家族割引や自宅のインターネット回線とのセット割引を利用している場合は注意が必要です。
一人だけ別の携帯電話会社に乗り換えた結果、残った家族の割引額が減ってしまう可能性もあります。
そのため、家族全体の支払総額で比較することが重要です。
また、スマホの利用方法は家族によって違います。
動画をよく見る方、電話を多く使う方、ほとんどWi-Fiしか利用しない方。
全員が同じプランを選ぶ必要はありません。
それぞれの使い方に合わせて契約を見直すことが、無駄のない家計管理につながります。
スマホ会社を乗り換える前に確認したい注意点
料金が安くなるからといって、すぐに契約を変更するのは避けたいところです。
現在は、MNPという仕組みによって、電話番号を変えずに携帯電話会社を乗り換えられます。
対応する事業者間では、MNPワンストップ方式を利用できる場合もあります。
しかし、次の点は事前に確認しておきましょう。
- 現在のスマホが乗り換え先の回線に対応しているか
- メールアドレスを継続利用できるか
- 端末代金の残債があるか
- 家族割引やセット割引に影響がないか
- 事務手数料などの初期費用が発生しないか
- 自宅や職場がサービス提供エリアに含まれるか
特に、普段利用しているメールアドレスが使えなくなると、各種サービスへのログインや連絡に影響する場合があります。
契約変更の前に、必要な準備をしておきましょう。
スマホ代の節約は、今の契約を知ることから
スマホは、今や生活に欠かせない存在です。
家族との連絡、買い物、仕事、情報収集など、さまざまな場面で利用しています。
だからこそ、無理に使いにくいサービスへ変更する必要はありません。
大切なのは、自分に必要な機能を残しながら、無駄な支払いを減らすことです。
今回紹介した5つの方法を振り返ってみましょう。
① 毎月のデータ使用量を確認する
② 不要なオプションを解約する
③ 格安SIMやオンライン専用プランを比較する
④ 通話料金と端末代金を見直す
⑤ 家族全体の通信費を確認する
まずは、今月のスマホ料金の明細を開いてみてください。
そこに、思いがけない節約のヒントが隠れているかもしれません。
毎月の支払いを少しずつ見直すことが、将来の家計のゆとりにつながります。
今日できる小さな一歩から、始めてみませんか?
参考資料
- 消費者庁「正しい情報に基づいて携帯料金プランを選択する」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/consumer_education/subcommittee/effrots_007 - 消費者庁「自分に合った携帯料金プランになっていますか」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/information_003 - 政府広報オンライン「番号を変えずに携帯会社を乗換え!MNPの転出手数料が原則無料に!」
https://www.gov-online.go.jp/article/202107/entry-10146.html - 国民生活センター「不要なオプションが付けられていた!?携帯電話の契約は慎重に」
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen529.html
※料金プランやキャンペーン、手数料などは変更される場合があります。契約前に各携帯電話会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
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